【卵】と【言葉】

2021.06.25

こんにちは。こだわりの備長炭焼鳥の鳥さんです。

今日は、前回の告知通り、【卵】と【言葉】についてお話させて頂こうと思います。

自分が信じた情報は、本当に正しい情報なのか?

情報社会のなかで、本当の真実は、実際に目で見て確かめた事!!

これは、僕自身が体験した事を含めてお話させて頂きます。

 

【卵】

鳥さんが今使用している「卵」は浜北にある、青い鳥牧場で生まれた浜北コーチンの新鮮卵です。

通常の鶏卵と違いコーチンは卵を産むまでに約半年間の時間が必要です。

エサは地場の茶葉やきな粉、マリーゴールドなどを配合しているそうです。

茶葉を入れることで白身が格段に美味しくなったそうです。

機械ではなくスタッフの方が手で一つ一つの卵を集めていくので、一羽一羽の健康状態も確認しています。

※浜北コーチンとは
純名古屋種の名古屋コーチンの雛を仕入れ浜北で育てたコーチンです。

 

【言葉】

前回は鳥さんが使用している地鶏「一黒しゃも」について触れましたが、私達が食材を選ぶさいに何を基準に決めているのか、どう決めていくのかなど、少しお話しさせてください。

 

●「地鶏=良いもの」ではない

以前、食材選びの為、養鶏場へ見学に行く前にそこのホームページを見た時

『自然に近い環境、安心の自家配合飼料、風味豊かな肉質、東京の有名店も使用』

と書いてありました。ホームページは高級感のある作りで、とても美味しそうだなと思いました。

生産者の方へ連絡をして鶏舎を見学に行ったときに、親鶏が死んでいる、雛が弱っている、死んでいる…

それを足で隅に片付ける生産者…

はい帰ります、さようなら

 

●「卵=平飼い=良いもの」全てがそうではない事実

『自然環境に恵まれた土地で、湧き水を飲んで、安心安全な卵。』

言葉だけを見れば美味しい卵だなと思い、生産者の方へ連絡をして飼育の様子を見に行きました。

鶏舎の周りにはダンボールや発泡スチロールなどのゴミがたくさん…ここは廃墟なのか?

臭いもありました。

※畜産の匂いではなく腐敗の臭い

こちらももちろん、はいさようなら、帰ります

 

上記のように表面だけの言葉を読むだけでは見えない部分が多くあります。
ホームページの写真も綺麗な場所で上手に写し出していました…(いつの写真なの?)

鳥さんが選ぶ食材

ブロイラー(食肉)でも環境を重視している鶏舎、バタリーケージでも健康面やストレス面に配慮している鶏卵。
肉や卵、野菜、調味料など全ての食材に対し可能な限り背景(生産者様の想い、環境など)までを見て納得した食材だけを提供させてもらっています。
鳥さんでは表面(言葉や写真素材)の情報だけを信用せず、私たちがお客様の代わりに安全安心を確認しております。
少しでも不安な食材、嫌だなと思った環境、管理のできない生産者の食材などを、お客様にお出しすることはありません。
私達の仕事は全て生産者様から始まっています。

 

こだわりの強い鳥さんですが、これもすべてお客様に安全で美味しい料理を楽しんでいただくためだと信じております。

是非、季節の旬の食材と素材を厳選した焼鳥を堪能しに来てください。

 

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